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オーストラリア ビクトリア州 アラピリーズ山にて(JUICE S2)

Vol.4  LEATHERMA TOOLレポート


私は山岳ガイド、クライミングインストラクターを職業としています。

 

仕事柄、山岳地帯、岩場などへ出かけて数日をフィールドで過ごすことが多いのですが、アウトドアでの生活ですから、テントや登山用ストーブ、寝袋、クライミングギアなどを全て携行しています。

こういった登山装備の中でも、登山用ストーブやカミング・ディバイスと呼ばれるクライミングギアなどはフィールドでのメンテナンスが必要になることもあります。

そんな時に、多くのツールを持っていくことは、重さも増え、嵩張りますし、管理も大変です。

しかしLEATHERMANならひとつあれば、ギアのメンテナンスから調理までなんにでも使うことができ、非常に便利です。

コンポーネントされているツールひとつひとつの完成度が高いので、頼りになるギアと呼べるのではないでしょうか。

 

今回は、オーストラリア、ビクトリア州 Mt.アラピリーズでのクライミングとキャンプ場でのレザーマンツールの活躍をレポートします。

 

それでは、いくつかの具体的な使用方法をあげてみましょう。

テントなどのジッパースライダーの調整(プライヤー)、ストーブの解体(プラスドライバー、マイナスドライバー、プライヤー)、生地修理(ハサミ)、クライミング用コードの切断(ナイフ)、調理(ナイフ、ハサミ、缶切り写真)、クランポン(アイゼン)のサイズ調整と応急修理(プライヤー、プラスドライバー、マイナスドライバー)、カミング・ディバイス修理(プライヤー、ワイヤーカッター、マイナスドライバー *この修理だけは他にクイキリとカシメが必要)などなど。

私の場合、長期の登山や海外のフィールドに出かけるときはLEATHERMAN JUICE S2とWAVEを持っていきます。それは登山用ストーブのゴトク調整にプライヤーを2個使用することがあるからです。

 

いずれにしても、他のツールをいろいろ持つのではなく、All in oneツールであるLEATHERMANをこれからもギアリストから外すことはありません。

笹倉孝昭(山岳ガイド&クライミングインストラクター)

(Vol.4 おしまい)

 

ヨットレースにWAVEを使ってみた

Vol.3  レザーマンとの出会い


今回は、関西地区にお住まいの大学生Tさんからのモニターレポートをご紹介いたします。、余暇はヨットを楽しむスポーツマンです。

  1)レザーマンとの出会い

 

レザーマンを始めて知ったのはイギリス人のアンディマクナブが書いた小説の中で、主人公がさりげなく使っているツールだった。

 

アンディマクナブは英国では大変有名な著者で、元SAS隊員(世界最強の特殊部隊)で彼の小説は彼の経験に基づいていて、小説の中に出てくるツールも現役時代に使っていた物のようである。世界中を飛び回って常に危険な場所にいたマクナブがこのレザーマンを使用していたと考えると、かなり使えるツールであると言うことは想像できた。

2)趣味のヨットでレザーマンツールを利用したときのご感想やご意見

 

以前からクラブの工具箱が中身も工具箱もさび付いていて、工具としての役割を果たしていない物が多かったので工具一式を買おうかと思っていたところ出会ったのがこのWAVEでした。WAVEは片手に収まるほどのコンパクトなものだが、その中には精密ドライバーからヤスリ、ナイフそして単体としても売ってそうな頑丈なプライヤーがあり、ヨットを修理・改造するには十分なだけのツールがそろっており手に取っただけでわくわくした。

江ノ島遠征時にはトラックにヨットを乗せて遠征に行くのだが、工具も手持ちの物をすべて持って行くわけには行かないので必要最小限しか持って行って無かった。レース当日の朝、マリーナに到着してヨットを見てみると部品が一つ割れていた。いつもなら錆びた工具箱の中から錆びた工具を探し出して来て修理を始めるのだが、その時はポケットに入っていたレザーマンとプラドライバーのみで素早く壊れた部品の交換が出来てレースに臨むことが出来た。常に手元に使えるツールが揃っていることは、レース中でも非常に心強かった。

3)ヨット仲間からのレザーマンツールへの印象やご意見

 

ヨット仲間にWAVEを自慢したところ、このタイプのツールを見るのは初めての仲間が多くこれだけのサイズで予想以上のツールが埋め込まれている事に驚いていました。

このタイプのツールに詳しい先輩は、すべてのツールにロック機能による安全性やナイフを片手ですぐに展開出来る便利さ、また波刃ナイフがあるためヨットのシートがすぐ切れる点などレザーマンは使う人のことをよく考えられて作られているとかなり高評価で自分もレザーマンを買いに行くと意気込んでいました。

(Vol.3 おしまい)

 

ガーデニング用マルチツールレザーマン <ハイブリッド> を使う。

Vol.2 ハイブリッドの機能紹介の前に、
     その後におこった悪夢の話を。


実はあのあとが大変だった。

いまの竹やぶは、こんな感じである。丸坊主。まあ、うちの中が明るくなったので結果オーライということにはしてあるが、それにはこんないきさつがあった。

 

前回いい具合にお手入れしたあの竹に、どういう自然の仕組みなんだか、虫が大発生してしまったのである。思い出すだけでも汗が出る。

 

それは前夜妻からの緊急メイル「竹に虫発生」から始まった。なんだ日当たりが良くなって虫も住みやすくなったかと、自家製ハーブ殺虫剤を用意した。用意したというか、本当はその2週間ほど前にでかけた夏フェスで作ったオーガニック虫除けのレシピを数倍の濃度で作り、わりとKillできるぐらい強めにしてみた。

ちなみに虫除けはウォッカ、水、アロマテラピーの精油を混ぜた。精油はレモングラス、レモンユーカリ、シトロネラ、ローズゼラニウムの4種。

 

で、竹林に繰り出して驚いた。すべての葉という葉に、もうこれ以上は書くのすらアレなぐらいアレが。オレはオトコだ。オレがんばった。だがもう、そんなオーガニック虫殺し程度じゃ追いつかない。初めは一撃必殺でやっていたのだが、それをしてると2年はかかるのがわかったので意を決し、焼き討ちすることにした。

 

その日は太陽が熱かった。

雨具、グローブ、ブーツ、フード、サングラス。外界に己の肌をさらすことなく完全防備し、その代わりに汗でかるく熱中症頂きながらも、やり尽くしました。

 

<ハイブリッド>の枝切りハサミを片手に、枝もろとも奴らをバッサバッサと東京都指定の切れやすいゴミ袋に入れ、燃えるゴミにします。案の定、そんな緊急なときに限って破けやすいゴミ袋は破けるので大変。2重、3重にゴミ袋を重ね、汗でビシャクシャになりながら<ハイブリッド>枝切りハサミと共に、なんとか竹事変は解決に向かったのでありました。それでも完全解決までは1週間かかりました。そんな忘れたい思い出なので、写真なぞなし。

 

でも、もしこの竹事変さえなかったら、したいことがあった。夢への邁進、庭をヤることだ。

 

いまはこの庭、ジャングルである。

 

奥のどこかにミョウガが生えており、先日は友人が掘り出して振る舞ってくれた。しかし、もうどれだかわかんない。なぜか立派な山椒の木が2本生えており、この間、とつぜんそのうちの1本が真っ赤になって立ち枯れした。

お隣さんによると、結構いい感じの草や木があるらしく、手を入れればよくなるはずだが、今ひとつ手を付ける気が起きない。晴れると暑いし雨だと嫌だし。

そして旅行から帰ってきたある日、雨戸を開けるとこんな客がいた。夏の間はここで虫退治をしてもらおうと今なおそのままだ。だが、その日が来たら、彼もどうなるかわからない。

この庭には、香り付けに使えるハーブを植えたいと考えている。バジルとかコリアンダーとかタイムとかボリジとかセージとか。とりあえずスパイス棚とかハーブティーにあるのを読んでみただけだが。

この夏、夏草の勢いには到底かなわないのがわかったので、秋になって勢力が落ちたのを狙い、一気に敢行しようというもくろみだ。その日は、いつだ。

 

では、その草木に関する相棒となってくれる<ハイブリッド>を今一度紹介しよう。

 

彼にあるのは11つの機能。

草木を相手に共存を計るアウトドアズパーソン用<レザーマン>に必要な機能がついている。



まずは前回も今回も活躍した枝切りハサミ。これはいさましくてたくましいぜ。枝木を剪定したり、切った枝木を素早く燃えるごみにする、あるいは土に還すスピードアップをするのに役立つ。

 

ハサミの奥には柔らかい金属のワイヤなら切れる、とするソフト・ワイヤカッター装備。

 

雑草取りと物差し(残念ながらインチだ)。

 

一見ナイフのように思える接ぎ木用ナイフやバークリフター(樹皮はぎ)などは、書いててよくわからないが、本気のガーデナーなら、なにかに使うのであろう。

 

プラスドライバー、マイナスドライバーとあり、ノコギリも付いている。

もう一つ、スプリンクラー用のツールもあるそうなのだが、これはさすがに使わないかもである。

 

そしてグリップだ。黄色い箇所はプラスチックで、黒い部分は硬質ラバー。握った感じもしっくりしており、力を必要とするアウトドア系のニーズにはぴったりだ。ルックスもなにである。

 

ときに、この写真を撮っているのは、某社が出している現場仕様のカメラなのだが、並べてみたら、2つの現場感がそろいもそろって相変わらず頼もしい。待ってろ次の現場って感じ。

(Vol.2 おしまい)

 

ガーデニング用マルチツールレザーマン <ハイブリッド> を使う。

Vol.1 <ハイブリッド>の簡単な紹介、
     あるいは近所の平和を乱す竹林を手入れした。


気がつくと、竹がものすごく育っていた。じわじわと降った2006年梅雨。東京に降り注いだ雨は、わが玄関脇に生えた竹を、さらに高く健やかに育てていた。

どれぐらい健やかというと、軽く風が吹いたら電線に引っかかるぐらい。

竹って電気を通すっけ?

 

もし通すなら風が吹くたびに我が玄関の門は電気ショックをお見舞いしてくれることとなる。しかも下部のコンモリした笹の葉が、サラサラ散りぬるのは美しいのだがこれ、散りぬった葉が前の道路を埋め尽くし、見苦しいどころかご近所迷惑でもある。

 

いつか手入れをしようとチャンスを狙っていた7月中旬、そんな祈りが通じたか、とつぜん晴れ間が広がった! 今しかない! と右手にレザーマン<ハイブリッド>を握りしめ、モサモサした竹の前に立ちはだかっていたのだった。

さてここで簡単に状況説明を。

青く茂る竹の前で握りしめているのは、レザーマンの最新型ガーデニング用マルチツール<ハイブリッド>である。 手にフィットするシェイプをした黄色と黒のボディは、畳んでしまえば手のひらサイズで超かわいい。なのだがひとたび開くと力強く頼もしい枝切りバサミの登場だ。

 

ざっと開くとノコギリ、+ードライバー他いろんなツールが出てくるのだが、あれだ。こういうマルチツールは、コレ1つ持ってなにも考えずに現場に出て、その現場が要求する何かにきっちり、あるいは何とか応えてくれるとすごい嬉しい、ので、とにかく右下写真のノコギリを頼りに、竹の前に猛く立ちはだかっているのである。

まずはノコギリで、アタックを開始した。竹林とはいえ、なにぜ玄関先にいつの間にか生えていた竹林、そんなに太い竹もないので、あっという間に切れはする。これで2,3本切り倒した後に、ふと思いついて、例の力強い枝切りばさみはどれぐらい力強いのだろうと、同じぐらいの太さの竹を切ってみることにした。

そしたら、これが大成功。バチン、スパンてな具合にすっぱり切れた。もちろん柔らかい竹だというのもあるが、それにしても切れ味鋭い。

 

しかも、切った竹には細かい枝葉がついているのだが、これをバッサバッサと切り落とすのもあっという間である。ハサミという道具は、ほんとうに作業製がよい道具なんだなあ、と実感。

で、幹というか竹そのものと、小枝とを完全分離。竹は乾かしてなんかに使おう、楽器とか作れないかなとかいう余計なアイディアも湧いてくる。ちなみにこのハサミ、切れるぶん取り扱いには注意が必要、刃を不用意に動かさないようにするストッパーをちゃんと使って、事故を起こさないようにしたいものである。

もうこうなると、大抵の作業は枝切りバサミで片が付く。あたりは切った枝葉でどっさりなのに、このとき大変なことに気が付いた。ここは東京都内だ。

 

切り落とした枝や葉っぱ、そんなの燃やす空き地なんてありゃしないので、東京都推薦のゴミ袋に入れ、燃えるゴミとして捨てなくちゃいけない。のだが東京都推奨のゴミ袋、炭酸カルシウム製で燃やしても有害ガスが出ないが、すこぶる裂けやすい。切りっぱなしの枝葉を入れるとスパリ裂け、ハイ1からやり直しとなる。

目の前は、何袋分になるのか検討もつかないほど切り落とした枝葉の海である。

であれば!

またヒラメイてしまった。ハサミで細かくしちゃえば良いのでは。と切った枝葉をまとめてズバズバ切り刻んでみたら、これまた大正解。

こんなにもあった、いらない枝葉が

あっという間に、

こんなになった。その間わずか20分ほど。改めてハサミは使いやすい道具だと思った。

そして作業開始から1時間半後。当初、ご近所の嫌われ者としてコンモリ君臨していた我が竹林は。

こんなにもサッパリとした姿に。

 

切り落とした(こうなったら剪定と呼びたいね)竹くんはどうなったかというと。

これから楽器になる竹と、東京都推薦ゴミ袋3袋へと別れ、それぞれの旅路へと旅立っていったのであった。

 

そして我が玄関口には、竹に遮られることなく光が注ぎこむ。

 

半日ぐらい掛かるかと思いきや、1時間半ほどで作業は終わり。嬉しくなったので、お疲れさまにコーヒー1杯、のつもりが、なぜか明るいうちからビールいっぱい、になってしまった。

 

(Vol.1 おしまい)