これまで、わたしはレザーマンの初期のモデルを15年来愛用してきました。フィールドでは、常にポケットに携帯しており、必要に応じてすぐに取り出せるようにしていました。長年の使用で、皮製のシースはぼろぼろになってしまいましたが、中のナイフにはまったく問題はありませんでした。
長年の使用によって、表面は傷つき、ナイフのブレードは研ぎ続けた結果、若干短くなりました。しかし、使い心地は新品と変わりない、むしろ手にしっくりと馴染み、自分の研究には欠くことのできないアイテムになっていました。
しかし、残念なことに、その長年愛用してきたレザーマンツールを近年、失くしてしまいました。おそらく、いくつかの調査地を訪れる際に、他の荷物に紛れてどこかへいってしまったのだと思います。
いつも困ったときにわたしをサポートしてくれた、愛用のレザーマンツールを失ったことは大変なショックでした。しかし、レザーマンツールがなくては、安心してフィールド研究を行なうことができません。
代わりのものを購入しようとレザーマン社のホームページを拝見したところ、15年前に購入したときとは異なり、現在は、用途に合わせてさまざまなタイプのツールが提供されていることを知りました。まったく同じものを購入するつもりでしたので、これには困りました。
レザーマン社から、各ツールの特長を丁寧に説明していただき、今後の研究内容に合わせて、二つのレザーマンツール(CHARGEとJUICE)を入手することに決めました。
これらのツールの最初の活躍の場は、南極の孤島でのペンギン調査です。
南極での調査は、わたしがレザーマンツールと出会った頃からの夢でした。いつか、南極のような極限の環境で暮らす動物の研究がしてみたいという願いがありました。これは、タフなデザインのレザーマンの活躍の場としてもふさわしい場所だと思いました。 |