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2008 5月18日 静浜基地航空祭

 Vol.10  2008 5月18日 静浜基地航空祭

 

今年のフライト開幕戦となった静浜。初フライトは天候も良く、気持ちの良いフライトスタートを迎えることができました。また、5・6月は、この静浜から美保・防府と3連続続きます。連続エアショーの弾みとなるイベントになりました。

 

5月16日 晴

 

本番の前々日の金曜日はピッツとスタッフの移動日です。この日、地上スタッフは、会場の事前確認をするとともにピッツの到着を待ちます。

そして16時過ぎ、耳を澄ますとどこからともなくエンジン音が聞こえてきました。広い基地からするとピッツの姿は、最初目に入ってくる時は鳥のようです。(笑)

ふわっと降り立ち、地上スタッフの待つスポット(エプロン地区=飛行機が駐機している地区にある、飛行機を止める位置)へ入ってきます。

その後は、すぐに燃料補給をして、機体に静浜基地航空祭のステッカーを貼ります。

ステッカーはカッティングシートなのですが、大きなシートを貼るのには一苦労。そのため文字を一文字ずつ切り分けて貼ったりするのですが、ステッカーを切るために、スタッフの腰元から出てくるのがレザーマン。

切る他に、ステッカーに入ってしまった空気を抜くのに使ったり、様々な用途に活躍します。おかげで、綺麗に貼る事が出来ました。(笑)

そして、今日の作業は終わりました。

 

5月17日 晴

 

前日はリハーサルが行われます。この日は、メカニックも合流し基地にてスタンバイ完了。音響班の方も朝からの機材の設置、音響チェックを終え、こちらもスタンバイは完了です。

毎年この静浜は少し風が強く、飛行機は風向きや風力によって進み方に大きく違いが出るのでサニーも操縦するのに一苦労するのですが、音響スタッフも、飛行機の動きと音楽をチェンジするタイミングを合わせるのには苦労するのです。

10時45分、エンジンがかかりキャノピーが閉まり、いよいよリハーサルのスタートです。

今シーズン初のフライトですが、シーズン直前の訓練の成果が出たでしょうか、ピッツの回転の速さがグレードアップしているようです。そして、このリハーサルでしっかりとピッツが会場を通過する時間を計り、本番で音楽のタイミングが合うように調節していきます。

約30分間のリハーサルが終わり、残すはピッツの整備作業です。

フライト後の整備作業とは、燃料補給、そしてスモークオイルの補給、機体を綺麗に拭き、不具合がないかチェックします。このように、現場でもメカニックの厳しい目が光っているんですね。

5月18日 晴

 

本番当日、スタッフ達は6時前には基地に入り、ブースの準備と機体の準備を始めます。あたりはまだ朝焼けの中で、シーンとした会場が動き出す時間でもあります。機体は地上展示位置まで動かしスタンバイさせ、ブースは調整した位置に配置し、机を並べ商品を置き、最後にディスプレイを施して7時には準備を完了し、ミーティングをして開門を待ちます。

開門と同時に、会場となっているエプロン地区はすぐお客様で埋め尽くされました。

静浜では、新デザインのグッズが登場したこともあり、楽しみにしてくださっている方がどっとブースに来てくださいました。

そして、待ちに待ったフライトです。今年初のフライトですから、気合が入ります。ピッツに乗り込むサニーの顔も、リラックスというよりキリッとした顔で、久々のショーフライトに集中しているようです。

 

13時、キャノピーが閉まりピッツが動き出しました。

滑走路の反対側までも埋め尽くすお客様とエプロン地区にいっぱいのお客様の間を縫うようにテイクオフしたピッツ。この日も少し風が強い中でのフライトになりました。

技の方は相変わらずシャープな切れ、技の繋がりに無駄がありません。

そして風の中ではタイミングを合わせるのが難しい音楽チェンジのタイミング。

 

結果は・・・、見事、音響スタッフの読みも大きくずれず、無事初フライトは大成功を収めました!!

フライトから戻り、コックピットから立ち上がったサニーの笑顔は、ショーが始まる前とは変わってリラックスした笑みがこぼれていました。スタッフ一同もほっと一息、安心して顔がほころぶ瞬間です。

しかし、ほっとはしていられないサニー(笑)サインに大忙しとなりました。

このように初フライトも成功し、ブースも盛り上がり、1年の長いシーズンを乗り越えるための勢いを後押ししてくれるような1日になりました。

これから始まる1年間、私達もとても楽しみにしています!

 

(Vol.10 おしまい)

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