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電気技師のスクォートP4のレポート

 

 Vol.61 電気技師のスクォートP4のレポート

 

  スクォートの発売を知って、これだ!と思いました。

 しかし、懐に余裕がない・・・給料日までちょっと我慢。 その間はP4にするかS4にするか迷

 いました。使用頻度を考えると、スクォートP4かなと思い購入。

  手に持ってみてかわいいというのが第1印象。 これまでは、W社のツールナイフを使って

  いました。それと比べてもゴツッとしたかわいいさ。どうせならと、カイダック樹脂でホルダー

 を作って携帯ホルダーに取り付け、紛失防止にランヤードコイルもつけておきました。 

  携帯性はとにかく良いです。小さいので気になりませんし、ちょっと工具が欲しいという時

  に十分発揮してくれます。本作業になると、どんなツールナイフでもそれぞれの工具にはか

 ないません。その本作業になる前の状態ならば、この大きさで十分です。逆にP4のサイズ

 になれてしまうと、大きいサイズのツールナイフを使うという事にちょっと抵抗が出てきた様

 な感じです。人前でさりげなく出しても、大きなツールナイフを出した時より「おっ!」 という反

  応が見て取れます。小さいけど機能を果たしているという事がおしゃれにも見えます。

  手元にあると安心する気分になれるのは、 ツールナイフ病というのでしょうか、なんだか

  落ち着きます。ごついツールナイフよりも違う安心感があります。

 

  それぞれの機能について

 ナイフ

   私は専門が電気技師です。現場でのちょっとという時に重宝しています。電線やケーブ

  ルの被膜取りには、 このようなナイフの方が良いと自分は思いますし、勝手が良いです。

  ES4の様な被膜取りも発売されているようですが、 芯線をうまくとらえないと、線を傷つけ

  たり、最悪素線(ヨリ線の中の細い1本の線)を切断してしまう事があります。1本ぐらいは

  と思われるかもしれないが、電気的には異常加熱を起こして燃えることもありますので馬

  鹿には出来ません。よって自分はナイフで被膜を取り除く事が多いです。

   ここでスクォートP4で被膜取りの手順をお見せします。

 電線の芯線の必要な長さの被膜に

 切り込みを入れます。この時、芯線

 に傷を付けないようギリギリの深さ

 に保つのが重要です。

 

  

 被膜に刃を入れたまま、線をぐるり

 と1回転させます。

 

 

  

 

 綺麗に1周出来たら、右手で剥がす

 被膜をゆっくり引っ張ります。

 

 

  

 もし綺麗に切れていない(切り込み

 が浅い)場合は、切り口を少し広げ

 て、少しずつ切りたします。

 

  

 

 

  被膜を剥がして終わり。

 

 

  

 

 

  被膜を剥がすための専用の工具もいろいろ出ていますが、 そのような工具でも芯線の

  一部を傷つけたり、切ってしまう事も結構あります。 自分は綺麗で確実なこの方法でいつ

  も作業を行います。

 

 プライヤー

   P4の一番の特徴であるプライヤー。小さい割には噛み合わせが良い感じ。閉じた時先

  端がびしっと揃う。ラジオペンチでも、ここまで揃う物は作りの良い高価なものです。

  カシメもしっかりしており、がたつきがほとんどないのも気持ちよい。 銅線であれば1mm

  ぐらいまでは十分切る事が出来る様です。 銅線を切るのは少し抵抗があります。ただ

    今回、盆栽に使うようなアルミ線(直径1.2mm)をよじっていた際、ジョーの根元から片側

  を折ってしまいました。 厚みがない分、少々ハードな使い方には無理があるのかと思い

  ます。 

 プラスドライバー

   マイナスドライバーの先を三角に尖らせただけのシンプルな物。 ドライバーの番手から

    行くとNo.1ぐらいかなと。 先が意外に薄く尖っているので、マイクロドライバーを使わない

  といけないようなネジも回すことが出来た。これは意外と重宝しています。

 錐(キリ)

   穴を開けると言った本来の作業のほかに、錆びてしまったネジの頭の錆を落としてドラ

  イバーが入りやすい様にしたりとか、けがき針の代わりにけがき線を入れたりとか、本来

  の作業以外で使うことが多いです。爪楊枝代わりに使ったことも。 

 ヤスリ

   素手で作業する際、たまに爪先を割ってささくれてしまうことがあります。こんな時にヤ

  スリで削ったりすることが多いです。 サイズがサイズなので、本格的な作業にはちょっと

  きびしい気がします。 また切り粉が隙間にはいることによってガタが出るのも嫌だなぁと

  思い、そのような使い方はしていません。 釣りに行った際、道具や針先の錆を落とす程

    度であればこれで十分です。   

 

 

              

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