能登半島地震による影響について

よくある質問

  1. よくある質問

よくある質問

このページでは、お客様からこれまでにいただいたご質問の中から、とくに数が多かったものと、そのお答えを掲載しております。
レザーマンツールや商品へのお問い合わせをいただく前に、このページをご確認ください。

ツールについての質問

一般的な質問

ツールについての質問

レザーマンツールは主にどのような材料で作られていますか?

レザーマンは、ステンレス・スチールで製造されています。
製品ごとグレードやパーツによって使用されるステンレスの種類は異なります。(後述あり)
一部製品のハンドルやパーツでは、ザイテル樹脂、各種プラスチック、アルマイト(電気処理)着色のアルミ二ウムが使用されています。

どのような種類のステンレス鋼材を使っていますか?

レザーマンは、主に400系ステンレスが使用されています。それらは、カーボン(炭素)含有量により焼入れ硬度が異なります。
レザーマンのハイエンド製品では、ナイフやワイヤーカッターで特殊刃物鋼材「154CMステンレス」や「S30Vステンレス」を採用しています。
この2種類の鋼材は、400系ステンレスに比べ、切れ味は3倍から6倍も長持ちします。
しかし硬い材質により、切れ味が落ちた際の刃付け直しは難しく、専門的な技術が必要になります。
レザーマンツールジャパンでは、関市の刃物職人による研ぎ直しを25年保証サービスの一環として行っております。直刃ナイフの切れ味を戻したい際にはお気軽に修理フォームよりお問合せ下さいませ。

ステンレスでも、サビは発生しますか?

ステンレスは錆びない訳ではありません。ステンレスは、クロムが含まれることで腐食(酸化)されにくいのが特徴です。レザーマンツールグループは、切れ味が良く錆びにくい最適なクロム含有の鋼材を採用しています。しかし、それでもサビが発生する条件さえ整えば錆びるものです。特に、海水などの錆びやすい環境下で使用した場合や、不適切なメンテナンスでは、腐食(サビ)が発生しさらに悪化します。お持ちのレザーマンを汚れなく、良い状態を維持させるために是非レザーマンのメンテナンスページをご覧下さい。
サビは25年保証サービスの適用外です。

レザーマンのナイフにはどんな鋼材が使われていますか?

・420HC
ナイフではよく採用される種類のステンレスで、錆びにくく、鋭い切れ味が長持ちして粘り強いのが特徴です。一般的なレザーマン製品のナイフ(直刃/波刃)で採用されています。
硬度55-59度

・154CM
以前はボーイング707のジェットエンジン部品で採用されていた鋼材なので耐摩耗性に優れ、420HCに比べ切れ味が優れて長持ちします。レザーマンはCATRA(切れ味テスト装置)で154CMと420HCで比較試験を実施し、154CMが3倍永く切れ味を保つことを確認しています。CHARGE PLUSとSKELETOOL CX/RXのナイフと、ハイスペック製品の取替式ワイヤーカッターで使用されています。
硬度58-60度

・S30V
高炭素粉末ステンレス鋼。
耐食性に優れ、切れ味だけでなく刃持ちもよいのでナイフ鋼材として優れた金属と認知をされています。現行ラインではフラッグシップモデルのCHARGE PLUS TTIでのみ採用。実験データでは、420HCのナイフに比べ6倍切れ味に優れる結果がでています。
硬度 58-60度

他にはどのような種類の鋼材や素材が製品に使われていますか?

●フラッグシップモデルCHARGE PLUS TTIのハンドルには、軽量で耐腐食性の高いチタン(titanium)を採用しています

●CHARGE PLUSのハンドルには、6061-T6(タイプ3)のアルミニウム材を表面に強陽極電気加工して使用されています。この結果、軽くステンレス鋼と同じクラスの耐久性を兼ね備えています。

●TREADシリーズのLINKパーツでは、17-4 ステンレスが採用されています。17%のクロムと4%のニッケルが含まれたステンレスで、強靭性と耐腐食性に優れています。ナイフで採用されるステンレスというよりも、ゴルフのアイアンクラブや、工業的な用途としてガスタービンやコンプレッサー、エンジン周り等強度を必要とする部品に使われています。

●JUICEやSQUIRTのハンドルには、タイプ2のアルミニウム材がカラー処理仕上げされて使用されています。

●TREADシリーズのブラックモデルやSKELETOOL CXのハンドルには、軽量ながら耐傷性に優れるDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティング処理を施されています。

●MUTとMUT-EODでは、ライフル銃の銃身などに付着したカーボン(煤)落としの清掃メンテナンス用のスクレーパー部品においてブロンズ(銅)が採用されています。ステンレスより柔らかいので銃器本体を傷つけないよう作業ができます。

●ハイスペック製品の取替式ワイヤーカッターでは154CMステンレス鋼材を採用しています。性能は、硬く鋭く切れ味は通常のステンレス鋼の3倍も長持ちします。

レザーマンは他社の製品と比べて、製造工程・デザイン・スペックの点でどのような特徴がありますか?

設計・加工・機能における特徴
レザーマンのマルチツールは、限られた本体スペースに多種(マルチ)の機能(ツール)がハンドル内部スペースやハンドル外部に無駄なく設計されて装備されています。その結果マルチツールの分野では比較的大きなサイズのツールが装備されているので、工具としての実用性が高いと評価されています。

焼き入れ熱処理について
装備されている各ツールは、目的に合わせてそれぞれ製造されています。例えば、ナイフは硬度を上げるために適切な高温で焼き入れ処理され、優れた切れ味を発揮します。ハンドルやドライバー類では、ナイフより低温で焼き入れ処理された丈夫なステンレスを使っています。

各ツールの特徴
レザーマンのハンドルは、プライヤー使用時に手に優しく痛くならないよう設計されています。特にPSTのような初期製品を使用されていた方には大きな改良と言われます。プライヤー(ペンチ)は、薄紙一枚を確実に掴むことができます。フルサイズ製品以上のプライヤーのワイヤーカッターは16ペニー釘を切断後でも切れ味は変わりません。

ラージビットドライバーは、主にハイスペックモデルで標準装備されています。初期装備のドライバービットだけでなく別売アクセサリーのビットキットと併用することで最大42種類のドライバーセットを用途に合わせて取り替えて使うことができます。

木工/金属用ヤスリは、製品によってサイズや単目・腹目が分れています。それぞれしっかりと目立て仕上げがされており、作業をスムーズに済ませられます。先端にフックシャープナーを備えているヤスリでは釣り針の研ぎ直しに便利です。ダイヤモンドコーティングヤスリは金属の表面をより細かく仕上げるのに適しています。

ノコギリは、外開き刃付けになっており生木や樹液の多い木等の切りにくい素材でもスムーズに切れます。 使用時は刃先の破損を防ぎ作業をよりスムーズに行える様に、「押す」のではなく「引いて」使って下さい。刃渡りが限られているので太い対象物には向きませんが、切れ味には定評があります。

ナイフの刃先は、ホローグランド加工で鋭利に仕上げられ切れ味が長持ちをします。WAVE+などの製品で頻繁に使用する機能(ナイフ類、ヤスリ、ノコギリ)は、ハンドルの外側に装備されて、ツールを開けなくても取り出すことができます。直刃と波刃ナイフは、練習の上でサムホールを用いて片手で瞬時に取り出すことができます。

一般的な質問

レザーマンツールを飛行機の機内に持ち込めますか?

いいえ、レザーマンを携帯して機内には搭乗できませんので、航空会社への預け荷物のスーツケースなどに入れて下さい。STYLE PSのようにアメリカでは機内持込みが問題ない製品でも、日本では機内には持ち込めません。詳細は、各航空会社にてご確認をお願いします。

レザーマンのブランド名の由来は何ですか?

ブランド名は、世界で初めてのプライヤー型マルチツールPST(ポケットサバイバルツール)開発者であるレザーマンツールグループ社の現会長ティム・レザーマン(TIM LEATHERMAN)の名前にちなんでいます。
詳しくは本ウェブサイトのHISTORY OF LEATHERMANやショートムービー「MADE OF METTLE」をご覧ください。

レザーマンを勧められる理由は何ですか?

ティム・レザーマンが「品質、耐久性、精度、実用性、職人気質のこだわり」を注ぎ込んだ、他にはない製品だからです。生産コストを下げるための海外進出は行わずMADE IN USAの品質を貫き、常に新しいアイデアを盛り込んだ新製品を世に送り出しています。特に、救急・レスキュー・軍隊・作業現場などHEAVY DUTYのセグメントでマルチツールに精度や強度を必要とするユーザーがレザーマンを選ぶケースは多く、それは一つの信頼の表れだと受け止めています。

私のレザーマンが壊れました、どうしたら修理をしてもらえますか?

レザーマンの品質保証はシンプルです。各ツールがツールとしてその目的を果たせない場合は修理対象です。日本国内において、弊社正規輸入品の証「LTJマーク」が刻まれた製品や弊社発行のユーザーズガイド兼保証書がある製品はレザーマンツールジャパンの25年保証サービスを受けることができます。
詳細は www.leatherman-japan.com の「保証と修理」のページをご覧ください。

私はレザーマンを毎日使っているので無しでは生活ができません。自分で修理するので必要な部品を送ってもらうことは出来ますか?

修理に必要な部品の販売や提供をすることはありません。修理においては、専任の修理担当者が専用治具を用いて調整をしながら修理をいたします。お客様ご自身で分解修理されますと、スムーズな動きや機能を戻す事が出来なくなりますので、ご自身での分解や修理はお控えください。また、お客様による改造、修理された製品は品質保証の対象になりませんのでご注意下さい。

レザーマンに別のパーツを取り付けることは出来ますか?

レザーマンは、共通部品もありますが、多くは製品ごとに設計された特徴あるパーツでアセンブリーをされています。既存のパーツを他のツールのパーツに取り替える事は出来ません。

今後の新製品開発において、ユーザーからのアイデアの提供や要望は受付けていますか?

レザーマンは、既存の製品の改善や新製品の設計にユーザー皆様のご意見が重要な役割を占めると考えております。レザーマンのマーケティング部やプロダクト部はお客様の提案やご意見を歓迎しています。新しいアイデアがありましたら遠慮なく申し出てください。
ご希望があれば、レザーマンツールジャパンにて窓口の対応が可能です。
info@leatherman-japan.com までお気軽に日本語でご連絡下さい。

あなたがすでに特許権を所有されているアイデアを提案したい場合は、直接レザーマンツールグループ(米国本社)へコンタクトをお願いします。
info@leatherman.com *英語のみ

レザーマンを永く使っていますが、付属のケースが汚れたり擦り切れてきました。取り替えるにはどうしたら良いですか?

ケースや初期付属ビットなどのアクセサリー類は25年保証サービス適用外です。
新しくご購入の際には本ホームページオンラインショップをご利用くださいませ。

初代スーパーツールに関して、間違ってハンドル内のツールを全て取り出してしまい、全パーツが出たままロックされて元に戻せません。どうすればツールを収納できますか?

該当ハンドル側は、L型ロックが全ツールの溝に食い込んでロックがかかっている状態です。その隙間にマイナスドライバーなどで隙間を作りL型ロックを浮かせている間に一つのツールを戻し、浮かせた状態のまま残りのツールを収納する手順です。先の細い工具を注意してゆっくりと差し込んで、 少しひねり隙間を大きくして、 ロックされたヤスリかナイフブレードのいずれかを怪我をしない様に注意してロックを解除させて、少しハンドル内に向けて戻して下さい。この状態でその他のブレードも収納できる状態になります。 この後全てのブレードのロックを解除してハンドルに戻してください。
分からない場合は、弊社に送付いただければ対応いたします。

使用後の手入れやメンテナンスは、どのようにしたらよいでしょうか?

レザーマンの使用後は、乾いた布などで全体を拭き、水気や汚れを落としてから保管をしてください。
各パーツのジョイント部分や可動部は、汚れや水気が残りやすくサビが発生しやすくなります。
日常的に「ロックタイトML-11」や「CRC556」などの防錆効果がある潤滑剤やオイルの使用をお勧めします。
特に海水を浴びる環境などでの使用後のメンテナンスは重要になります。
お手元のレザーマンを良い状態で永く使用いただくために、定期的にメンテナンスをしていただけますと幸いです。

●メンテナンス作業中の怪我にはご注意ください。
●サビとサビが原因による故障は、25年保証サービスの適用外です。