モニターレポート

  1. スキー場のパトロールで

スキー場のパトロールで

私は長野県内の某スキー場でパトロール業務に従事している者です。
スキー場におけるパトロールの業務は早朝から深夜まで非常に多岐にわたります。
まずはゲレンデの営業準備。

圧雪車によるゲレンデ整備を追いかけるようにして、機械では出来ない雪面の仕上げや、コースサイドのネット・ロープ等の補修や設置、リフト乗り場や降り場の設営等限られた時間の中で10人程度の隊員がめまぐるしく作業を進めて行きます。
当スキー場は、人工降雪機の設備がゲレンデ全体に設置されており、最も気温の下がる朝方を中心に何十機という数のマシンで降雪作業を行います。
パトロールの点検はそのさなかに行われます。

BLASTの活躍する場面はその全ての業務において登場します。
お客様の接触や圧雪車作業で傷んだポールやネットの補修でマイナスドライバーやハサミがとても有効です。
BLASTのハサミは、コンパクトですが、歯のかみ合わせの具合が誠に良くストレスの無い作業が可能です。

営業が始まるとパトロールは交代でゲレンデの巡回を行います。
もちろんけが人の発生があれば救助活動に当たるのですが、パトロールとはいえサービス業、ゲレンデ内でお困りのお客様がいれば滑走器具の点検や簡単な修理などその場で対処します。
そんな時にはマイナスドライバー(大)が大活躍します。
スキービンディングの調整などで#3クラスのドライバー調整には最も適しています。
また、テレマーク・ボードビンディング等の調整もほぼすべてのビス類をBLASTだけでまかなえます。
ヘックス、トルクス等のビットキットも今後購入し作業範囲をさらに広めてみようと考えています。

また、ナチュラルウッドパークでは、 ウッドレールのバリ削りにナイフを使用、両刃の刃が付いているので木の繊維を薄く剥ぎ取るなどの細かい作業も出来るので自前のナイフの出番は無くなりました。
この調整でレールを擦ってもエッジの引っ掛かりが無くなります。
BLASTは、 ハンドル部のサイズも小さすぎず、手の大きい私でも安心してナイフで作業ができます。

そして営業が終了した後は、スノーモービルの整備や機械類の点検です。
今回はスノーモービルの回点灯の付け替え作業を行いました。
電源コードのカット、外皮剥きにワイヤーカッターとストリッパーを使用。
素晴らしい切れ味!
端子コネクターの圧着にプライヤーのニードル部を使用、プライヤー先端部の精度が高いので繊細な作業でも確実にこなせます。
そして無事LED回点灯の乗せ換えが終了です。

いつもなら工具ボックスを開くのですが、BLASTのおかげで腰ベルトに携行しているツールひとつで済みました。
各ブレードを固定しているヒンジの強度が高いのでこじったりよじったりする作業でも各パーツの踏ん張り強度とでも言いましょうか、単体のツールを使用した作業同等に行えるので安心です。
自分の忠実な相棒、BLAST。無意識に腰のケースに手が伸びる時、その使い道は無限に広がりをみせます。
さあ、今日も一日がんばろう!