モニターレポート

  1. 「2013年台風18号災害現場」でのレポート

「2013年台風18号災害現場」でのレポート

今回、モニター応募をしましてRebarを送って頂きました。
当初はプライベートの野生動物の保護活動の内容をレポートとする予定でしたが、たまたま台風18号が襲来し甚大な被害が発生しました。
その際の災害現場での使い勝手をレポートします。

台風18号が接近をし、私が住んでいる町には大雨と強風により、特別警報が発令されました。
その後、市内全体で床上浸水、土砂崩れ、道路の崩壊など数えきれないほど甚大な被害を受けました。

Rebar

Rebarをケースより取り出す

Rebar が届いたのはその2日後でした。
私は連日、仕事とボランティアの両方で被害のあった地域の復旧に携わっていました。
現場には、土砂やヘドロを除去するために、一輪車やスコップを持参していますが、予想外の事態に対応できる程のツールを色々持って行く事は到底できないため Rebar のみを念の為に腰に装着していました。
現場では、重機が入る事ができない場所も多く、腰ほどの高さまで埋まった家屋や倉庫の土砂を人力により除去、また次の雨に備え、素掘りの側溝を掘っておく必要があります。

土砂で埋まった住宅の周辺

素掘りの側溝を掘る

土砂の中には、 一緒に流れてきた獣害用ネットや地下を這う根っこが多くあります。

Rebar を腰に装着していたおかげで、 獣害用のネットはナイフで切り、太い根も細い根もノコギリでなんなく切る事ができ、作業をスムーズに進める事が出来ました。

ネット以外にも人工的に作られたビニール紐やロープは、 丈夫にできており、作業をかなり邪魔する厄介者でしたが、Rebar には多くの機能があり、ほとんどの物はこの一本ですぐに除去することが出来ました。
また、腰に装着するホルダーのおかげですぐに取り出す事ができホルダーも必須アイテムの一つでした。

獣害用ネットを切る

地下を這う根っこを切る

暗くなり作業を終え、家に帰ると、ふと我に返り、災害の現場という事もあり仕方ない事ですが、Rebarを雑に扱ってしまった事に気づき急いで手入れをしました。
手入れといっても水洗いをし、拭いただけでしたが、どの機能も刃が破損したり、動きにくくなっている事もなく本当に素晴らしい一品だと改めて感じました。
これからも、現場や作業をする際には欠かせないツールになりそうです。