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モニターレポート

  1. ロッククライミング

ロッククライミング

私は山岳ガイド、クライミングインストラクターを職業としています。
仕事柄、山岳地帯、岩場などへ出かけて数日をフィールドで過ごすことが多いのですが、アウトドアでの生活ですから、テントや登山用ストーブ、寝袋、クライミングギアなどを全て携行しています。
こういった登山装備の中でも、登山用ストーブやカミング・ディバイスと呼ばれるクライミングギアなどはフィールドでのメンテナンスが必要になることもあります。
そんな時に、多くのツールを持っていくことは、重さも増え、嵩張りますし、管理も大変です。

しかしLEATHERMANならひとつあれば、ギアのメンテナンスから調理までなんにでも使うことができ、非常に便利です。
コンポーネントされているツールひとつひとつの完成度が高いので、頼りになるギアと呼べるのではないでしょうか。

今回は、オーストラリア、ビクトリア州 Mt.アラピリーズでのクライミングとキャンプ場でのレザーマンツールの活躍をレポートします。
それではJuice S2 とWAVE で、いくつかの具体的な使用方法をあげてみましょう。

テントなどのジッパースライダーの調整(プライヤー)、ストーブの解体(プラスドライバー、マイナスドライバー、プライヤー)、生地修理(ハサミ)、クライミング用コードの切断(ナイフ)、調理(ナイフ、ハサミ、缶切り写真)、クランポン(アイゼン)のサイズ調整と応急修理(プライヤー、プラスドライバー、マイナスドライバー)、カミング・ディバイス修理(プライヤー、ワイヤーカッター、マイナスドライバー *この修理だけは他にクイキリとカシメが必要)などなど。

私の場合、長期の登山や海外のフィールドに出かけるときはLEATHERMAN JUICES2とWAVEを持っていきます。
それは登山用ストーブのゴトク調整にプライヤーを2個使用することがあるからです。
いずれにしても、他のツールをいろいろ持つのではなく、All in oneツールであるLEATHERMANをこれからもギアリストから外すことはありません。

笹倉孝昭(山岳ガイド&クライミングインストラクター)